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夢と現実とその落差による衝撃についてーその1。

オレが夢中になってずっと見ていたフィリピンのメロドラマ、
『My Husband's lover(夫の恋人)』は
昨年、フィリピンの大手テレビ局GMAネットワークにて
プライムタイムに週5日放映され、
国民的人気をさらった連続ドラマだ。

語り部、というか主人公は
一応、ラリーという名前の美しい若い妻なんだけど、
展開する物語の主役は
夫である若いイケメン、ビンセントと、
その高校時代からの恋人である。

主人公ラリーの夫、ビンセントは
上流階級に属する家庭の一人息子で、
高級住宅街にある大豪邸に両親とともに住んでいる。
その豪邸には門番、家政婦さんなど、
多数の使用人が住んでいる。
ビンセントの父親は軍の大物で、
軍人として、おそらくさまざまなコネを構築し、
それで莫大な財産を築いた人物である。
一見、明るく開放的で人好きのする人物に見えるが、
自分にとって邪魔だと感じた人間は
ためらうことなく殺してしまえるような冷酷な面を持つ。

母親はひとり息子であるビンセントを溺愛している。
ビンセントはスポーツが好きで、
たくましい身体と甘いマスクを持ち、
両親にいつも敬愛と思いやりをもって接する
まさに理想的な息子である。
ビンセントの父親は息子に早く結婚し、
子どもを持つことを切望し、
折りにふれてそう奨励する。
母親はビンセントを他の女にとられたくないので、
あまり乗り気ではないが、
家族の絆や家の存続を重視するアジア的な文化の中で、
やはり愛する息子には嫁が必要であるとは感じている。

そんな中、理想的な息子として育つビンセントには
ひとつ、誰にも言えない秘密があった。
ビンセントは同性を愛するタイプの人間だったのである。
しかし、軍人である父親は同性愛者について驚くほどの偏見を持っており、
何も悪いことをしていない通りすがりのゲイの方々に、
視聴者が「うそだろ?」と思うほどの行動をとり、
公然と侮辱し、暴力をふるうことさえいとわない。
そんな父親のことを、ビンセントは心から尊敬し、
父が望むような息子になるべく努力しつづけている。
しかし、ビンセントは高校時代に運命的な出会いをする。

高校時代、バスケットボール部に属していたビンセントのチームメイトがエリック。
フィリピン人とアメリカ人のハーフであり、バタくさい風貌を持つビンセントと違い、
小柄で、髪が黒く、奥二重で涼しげな目を持ち、
アジア系、それも中国系のイケメンの特徴を備えたエリック。
エリックはバスケットボールを好み、運動神経もよくて社交性もあるが、
家では絵を描いて過ごすことを好む青年である。
母親は画家で、親子の絆が非常に強い。
エリックは幼い頃から同性にひかれる自分に気づいており、、
リベラルな両親の影響もあって自分のセクシュアリティを肯定的に捉えており、
すでに親にカミングアウト済みである。
ビンセントは同性愛について異常なまでの偏見を持つ父親の下でおびえつづけ、
自分のセクシュアリティを全力で否定しており、
いわゆるクローゼットに入っている同性愛者である。

このふたりが出会った瞬間から強くひかれあう。
他の人間には絶対に感じないタイプの絆と引力を感じ合い、
公然とそれを認め合うことはしないが、
お互いの存在を強く意識し合い、
それでも同じ部活動の仲間以上の関係にはならない。

ビンセントはエリックにどんどんひかれていき、
そんな自分がこわくなり、
エリックを避けるようになる。
エリックは繊細で、情緒不安定になりやすい質で、
そんなビンセントの態度に悩み、
うつ状態に陥って、とうとう睡眠薬自殺を図る。
学校に行くと、エリックが休んでいて、
クラスメートから睡眠薬自殺を図ったことを聞かされたビンセントは
いてもたってもいられなくなって病院に向かい、
昏睡から覚めたエリックに愛を告白する。
それからふたりは表向きは親友として、
実は恋人としてたくさんの時間を共有し、
愛を深めていく。

このふたりがものすご~くお似合いなのよね~。
なんか、ビジュアル的にしっくりくるというか。
フィリピンはカソリックの国で、
カソリック教会の力が強いため、
同性が親密な恋愛関係にあることを暗示するような行為を
放映することは望ましくない。
だから、このドラマでも、抱き合う以上の行為を放映することは
自粛していたようだ。
その代わり、「手をにぎる」「手と手が触れ合う」という行為を
非常にうまく使っている。
手って、本当に能弁なのね・・
手の触れ合いだけで、こんなに官能的なシーンを描けるのね・・・

のちの取りつかれたよーな情報収集活動により、
ビンセント役のトム・ロドリゲス(Tom Rodriguez)とエリック役のデニス・トリーリオ(Dennis Trillo)が
手をつかった演技の「官能を表現するワークショップ」を受けたということを知ったオレ。
そのワークショップの先生、グッドジョブよ、本当にふたりの手の表情はすばらしく、
40半ばのオバハンもキュンキュンしっぱなしだったわっっ

そんなふたりの幸せな日々がある日、突然終わる。
米国に住んでいたエリックの父親が事故にあい、
昏睡状態になったため、母親とエリックが
すぐに米国に渡らねばならなくなったのだ。
必ずフィリピンに戻ってくる、キミのために・・・と約束したエリックだったが、
その後、何が起きたのかわからないけれど(ドラマでは語られていない)
ずっと米国に留まることになり、
ビンセントとの仲が自然消滅してしまう。

ビンセントは大学時代に美しい女子大生、ラリーと知り合う。
ラリーは賢く、輝くような美貌を持つ娘だが、
貧しい階級の生まれである。
突然夫に去られ、シングルマザーとして人に言えないような苦労をしながら
必死に娘を育ててきた母親が
娘には何があっても教育をつけさせたいと強く望み、
自分の身体を売ってまで、娘を良家の子女が集まる私立学校に進ませ、
名門大学に進学させた娘だ。
母親にとっては自慢の種であり、希望の星でもある。

男というものがどんなに不誠実な生き物なのか、
男に依存する人生がどんなにはかないものなのかを
延々と聞かされて育ってきたうえ、
カトリックの教えを守るラリーは
輝くばかりに美しい容貌なのに
男性と付き合ったことがないおぼこ娘である(←我ながらすごい言葉の選択)。
そんなラリーの人柄にひかれたビンセントは
ラリーに熱心にアタックし、ビンセントの誠実な人柄と
イケメンぶりにラリーもほだされ、ふたりは恋人として付き合い始める。

じつはこの時点で、ビンセントはまだ高校時代の恋人、
エリックのことを全然忘れていない。
そして当然ながら、同性に魅かれる傾向は続いており、
大学でも男性の恋人がいた。

しかしビンセントは名門である一族を継ぐ一人息子として、
よい娘と結婚し、子どもをつくらねばならないという責任を
誰よりも強く意識しているうえ、
畏怖する父親の期待になんとしても応えたい。
そのためには自分のセクシュアリティを変えねばならないと
深く悩んでいて、教会にしょっちゅう足を運び、
自分を変えてくださいと神に祈りをささげている。
かわいらしく、人柄のよいラリーと結婚し、
子どもをつくれば、自分のセクシュアリティが変わり、
「本当の男」になれるのではないか、というのが
ビンセントの一縷の望みであった。

やがてラリーは妊娠し、
それを知ったビンセントは責任をとると言い、
両親にラリーを紹介し、結婚を認めてもらう。
当然、ビンセントを溺愛する母親は
貧しい家柄のラリーが気に入らず、
いろいろと騒ぐのだが、赤ちゃんがいるということで
しぶしぶあきらめて結婚を許し、大豪邸に同居することになる。
一方、ビンセントの父親は「よくやった、よくやった、
さすが俺の息子」と大喜び。
イケメンにもかかわらず、ずっと恋人がいた気配のなかった息子を
ひそかに心配していたらしい。

妊娠したため、大学を中退し、
家に入ることになったラリーに、
娘が学をつけて独立した女性になることを切望していたラリーの母親は激怒し、
そんなふしだらな娘に育てた覚えはないと勘当。
結婚式にも出席せず、やがて黙って家を出て行方不明になる。

波乱含みのスタートではあるが、
ふたりは結婚生活を始めた。
ビンセントは罪悪感もあり、ラリーをお姫様のように扱って大切にする。
しばしばラリーにつらくあたる母親から守ろうと努力する。
大豪邸で大勢の使用人にかしずかれ、
お姫様のような生活を送るラリー。

そんなとき、米国からエリックが帰国。
ビンセントが今でも自分を待っていることを疑わず、
家に会いにくる。
もう会うことはないと泣く泣くあきらめたエリックが
いきなり目の前に現れて混乱するビンセント。
しかも今は妻帯者。もうすぐ赤ん坊も生まれる。
よそよそしいビンセントの様子を不審に思うエリック。
その指に結婚指輪が輝いていることを知り、衝撃を受ける。

「それ、結婚指輪?」
と聞くと、うなずくビンセント。
ふたりはそのまま別れ、
その後、会うことがないまま10年の月日が流れる。

(つづく)
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ひま天国。

去年の9月から毎日フルマラソンを走っているよーな
滑車を回りつづけるハム太郎になったよーな
そんな日々を送っていた仕事人としてのオレ

資本主義の犬であるところのオレにとって、
ゼニが入ってくるという点から見れば
これは大変すばらしー状況だったが、
ひとりの人間として、
家庭の主婦&珍妙娘の母親(い、一応はね・・・)としては
なかなかに厳しい道のりであった。

しかし、ハム太郎の滑車も
回転をいったん止める時期が来るのである。
それは5年間のフリーランス経験によって体得した
この世の理なのである。

いや、ものすごーいレベルの高い売れっ子さんたちは
滑車の回転が止まることはないのだろう。
しかしオレのよーなオバハンではあるが若輩者の場合、
業界自体が閑散期に入ると
必然的に滑車のスピードが弱まり、
やがて静かに休憩に入る。

その潮目が3日くらい前に来たらしく、
毎日、ゆるい小さい案件が1本くらい入るだけになり、
朝に3時間ほどかけて仕上げれば
あとは自由と愛と柔軟性に満ちあふれた時間となる。

ま、必然的に売上は下がるんですけど、
いまは久しぶりに手に入れた
この甘美なフリータイムが最高で最高で、
こんなパラダイスってあるのかしら~。

んなわけで、今日は朝から
農園のお手入れにいそしむオレ。
好き勝手に伸びているキュウリのつるを
支柱にあさひもで結び付けたり、
トマトの脇目を切り落としたり、
もはや育ちすぎになりつつある小松菜を収穫したり、
雑草をぬきぬきしたり・・・・

なんとも幸せな時間である。

しかし、忙しい日々がひまの潮目に入ると
毎度毎度、驚くほど静かになってしまう。
もう慣れたけどね・・・・
でも人間って、ずっと目の前にあった景色が
急に変わるとなんだか落ち着かなくなって
不安になって、いろいろ無駄な動きをしがちよね。

でも今は、小松菜を油揚げと炒めたりしながら
しばしこのフリーダムをゆったりと味わいたい。
だが、おそらく3週間もこれが続くと
脳内マータイさんが不穏な動きをすると思われる・・・

とりあえず・・・
しばらくはいいか~~v

追伸:
最近、フィリピンに夢中で
いろいろ調べている間に
Sarah Geornimo (サラ・ヘロニモ)という歌手の
Sweetest Mistakeという曲にぶち当たりましたが、
これが最高で最高で~、朝からノンストップで聴いてます・・・
切ないわ・・・

エンターテイメントのるつぼ。



週末、夫と国技館に行ってきたオレ。
国技館に行くために、もったいないお化けと闘って
大きめの仕事を断ったのだ。
国技館に行くために、他のすべての用事を
片づけたのである。

国技館はもちろん大相撲を見る場所であるが、
それ以上に巨大な居酒屋でもあり、
またお茶目な楽しみが
ぎっしり詰まったワンダーランドでもある

特に最近は広報担当者が大変に優秀で
たくさんの楽しい企画を発信しており、
若いお客さんも目に見えて増えている。
昨日(5月19日月曜日)などは平日でありながら
満員御礼が出たほど大相撲人気が復活している。

で、先日の福祉大相撲で
「お姫様抱っこ」企画というものがあり、
大人気を呼んだという。
イケメン若手力士の隠岐の海関と遠藤関に
来場者の女性が抽選でお姫様抱っこをしてもらえるという
ワンダホーな企画

当日は大勢の希望者が詰めかけた
大当たりの企画となり、
そのスピンオフとして今場所、
最近、大人気をさらっているスーパースター、
遠藤関のお姫様抱っこスタンドが
国技館の敷地内に設置されると知り、
さっそく写真を撮影してきたわ~ん
ほほほ、画質の悪いガラケーの画像だけど
エンタメ性は最高~~

もう一つ、オレが国技館で楽しみにしているのは
館内だけで聞けるFM放送「どすこいFM」である。
元力士で、トークのうまい現役親方をDJに迎え、
居酒屋感満載の解説をするのだが、
いろんな力士のキャラがわかる内輪エピソードも満載で
この放送を聞きながら大相撲の取り組みを観戦し、
ビールを飲んでいるときほど楽しい時間って
他にはあまりないんじゃないかしら・・・・

とにかく国技館ではあちこちでイベントがある。
正面ロビーで人気の親方が
はっきよいセキトリくん(日本相撲協会のゆるキャラ)模様の
クリアファイルを配る握手会をやっていたり、
地下食堂ではその場所ごとに
違う部屋の自慢のちゃんこ鍋が試食できる
ちゃんこ食堂が開かれていたり

また、来場したお客さんが投票して
最も人気が高い取り組みに懸賞をかける
「森永賞」というのがあり、
「おおお、今日の森永賞はこの取り組みか・・・ふむふむ」という
確認作業も忘れてはならない。

とにかく、そのキラ星のようにあちこちに輝く楽しみを
ひとつずつ挙げていたら
1週間くらいかかってしまうので・・・・

オレが好きな要素のもうひとつは
現役時代に活躍していた親方が
海上警備だのチケットのもぎりだの、
ラジオの貸し出しなど、さまざまな業務に就いて
国技館の運営に関わっている姿を目の当たりにできることである。
元朝潮さんにチケットをもぎってもらったときは
あまりの興奮に呼吸が止まりそうになったわあ~

んなわけで、興味のある方もない方にも
ぜひ一度国技館に出向いて
その魅力を味わっていただきたい。
一度行けば、きっと好きになる。
スポーツニュースで大相撲の結果を追ってしまうようになる。
柱を見るとテッポーをするようになる。
(さて、オレがやっていないのはどれでしょう?)

今場所はプリティ力士鶴竜が新横綱として
初めて土俵に立つ場所である。
だからオレは今場所は2回国技館に行くのだ。
国技館の喜びを分かち合える夫もいるし、
大相撲観戦マブダチもいる。
こんな楽しいことはない。
ビバ、国技館
大相撲、フォーエバー

もったいないと言わない。

もったいない。
それはオレにとって呪いの言葉

なんせオレはチマチマした銭に弱い。
あまりに多額になると
意味がわからなくなって
なかなかに大胆な行動をとってしまうのだが・・・・
(例:今住んでいる家を買うときに
日当たりに目がくらんで
予定より1千万円近く高い家を買った。
脳がやられていたので
チロルチョコ4個くらいを買うようなカジュアルな気持ちで・・・)
ある一定の数を超えたら、
それ以上の数の概念が存在せず、
すべてを「イッパイ」で表現する言語体系があると聞いたことがあるが、
オレの脳もそんな構造を持っていると思う・・・

そんなオレの脳が最も弱い価格帯、
それは5千円から数万円。
それらの金額を目にしたら
もったいないスイッチがオンになる。
そう、オレの脳内には
ノーベル賞受賞者のワンガリ・マータイさんの
セコいオバハンバージョンが棲んでいるのである。

んで、何を言いたいかと言えば、
オレがやっている仕事の最もよくある報酬のまとまりが、
このオレがいちばん弱い金額範囲なのである。
だから仕事の引き合いがくると
なかなか断れないのだ。
たぶんね~、これが数百円だったらすぐに断れるし、
何百万だったらおそろしくなって
やはりすぐに断ると思うの・・・・

この金額範囲の報酬を提示され、
「やっていただけないでしょうか?」と言われると
オレの中でワンガリ・マータイさんが叫ぶ。

Mottainai
Oh, it's so, so mottainai

マ、マータイさん・・・・
あんた、そんなこと簡単に言いますけど、
今週はずーっとお仕事してたんで、
週末くらいは休みたいんですけど・・・

脳内マータイさんに反論するオレ。

マータイさんはそれで引き下がる。
で、オレは思い切って目の前に提示されたゼニを
見なかったふりをして
せっかくのお仕事の引き合いをお断りする。

それでヤレヤレと思うわけですけど、
マータイさんがその後、数回は戻ってきて

「ほんとにいいの?いいの?
あの仕事、やれば4万円だったのに?」

とか言ってくるわけよ・・・
でもっっ、マータイさん、
もう断っちゃったわけだから・・・

特にいま、大相撲の真っ最中だから
オレは国技館に行かねばならないの、
だから週末は忙しいのよ、忙しいの~っっ

今日も週末明け納品でお願いできませんか、という
オレが最も好む金額の案件を打診してくださった方がおり、
しかし大相撲観戦の予定があるし
マータイさんとオレの攻防をずっと見ていて

「キミは本当にいい加減にしたほうがいいよ、
そのもったいない根性を。
今週末は仕事をいれないように。
横で見ている人間の身にもなってみろ」

という夫の命令もあり・・・・

脳内マータイさんに無理やり麻酔をかけて
お断りしたオレ・・・
で、本当に半年ぶりくらいに
仕事が手元にない週末を迎え、
幸せなんだけど、やっぱり脳内のどこかでマータイさんが叫ぶ。

Mottainai, mottainai
It's just too mottainai

おそろしいわ・・・この貧乏性という病は・・・
この病を持つ者がフリーランスの仕事を始めると
ワーカホリック街道をひた走ることになる・・・

こんなこと、大人は誰も教えてくれなかったな、
オレが子どもの頃に。
娘のカメ姫は毎日生きた教材を見てるから、
まったりすることがこの世でいちばん好きな生命体に育っていますよ。
彼女の脳にはマータイさんも棲みにくかろう

私は私の人生に対して無力ではない。

ゴールデンウィークは長野県と新潟県の県境あたりにある
野尻湖とゆー湖の近くに行っていて
山菜を食べたり、ミズバショウを愛でたり、
湖の周りを3時間かけて一周したりして
ぼーっと過ごしていた。
夫と娘があとで参加したのだが、
その前にオレはひとりで行っていて、
ずっと読みたかったけどなかなか読めなかった
仕事関係の資料などを
湖畔のカフェの屋外のテーブルで読んで
まったりした気分になったりしていた

そして、フリーランスになってからの5年間を
しみじみ振り返るのであった。

最初は・・・月に数万円くらいの売上になるのだろう、
それがフリーランスというものだと思い込んでいたけれど、
そしてそれは最初のうちはまぎれもない現実として
オレの目の前につきつけられていたけど・・・

でも5年目に入った今、
月々の売上は当初の予想をはるかにしのぐようになり、
それに合わせて処理能力も上がり、
また、取引先も増えただけでなく、
仕事のお引き合いの数も信じられないほど増え、
無理すれば、家族を養えるくらいの収入を得られるよーになった。
しかも、もったいないことに、
時間と自分の健康を考えて、
いただいた注文の打診の半分以上は断っている。

ただ、フリーランスなので、
このよーな状態は長く続かないかもしれない。
だから油断はできないのだが、
それでもオレは今、とても幸せだ。
いや、いろいろ大変になった部分は多いけど、
それでもやっぱり幸せと言わざるを得ない。

オレは性格的に、
自分の人生の舵取りを自分でやっていると思えない状況にいると
ひどく落ち込んでしまう。
経済的なことを人任せに過ごしていると
焦燥感がつのって苦しくなる。
これって性分だから仕方ないんだよね・・・・

優雅な奥さんみたいな生活をしたら
きっと毎日苦しいだろうな・・・
生きている実感がなくって
きっとすごく悲しい。

オレは今、注文をくれたお客さんが
どうやったらオレとずっと取引をしたいと思ってくれるか、
いつも考えるようになった。
相手が求める質の基準を超えた成果物を出すのは
当然のこととして、
それ以上の付加価値を提供しなければ、と思うようになった。

それはハキハキとした電話での対応であったり、
相手の事情いかんでは
無理そうなスケジュール進行も引き受けることであったりするわけだが、
そういうこと以外に、オレは
メールでビジネス的なやり取りをするときに
2行ほど、相手から必ず笑いを取れるような小ネタを盛り込むよーにしている。

それは近所の激安スーパーの
ナスつめこみ放題で
ナスをつめこみすぎて
結局ビニール袋がやぶれ、
結局2袋分支払うことになったことだったり、
農園でオレの区画が
いちばんトマトを植えるのが遅くて
小学校時代を思い出したことだったりする。

しかし、これを盛り込むのは
かなりの勇気と覚悟が必要である。
こういうネタを盛り込むことが許されるのは
成果物のクオリティが高いことが前提だ。
成果物がボロボロなのに、
小ネタを言っていると
ただの使えないお調子者業者になってしまう。

だからオレは、ものすごい覚悟をもって
小ネタを盛り込んでいる。
「小ネタを書くからには、それ以上のクオリティを
提供しなければならないのだ」と
自分に言い聞かせて、
スカイツリーから飛び降りるような気持ちで(ただし2階から
小ネタを書く。

まあ~、それだけたいそうな覚悟を持って
盛り込んだ小ネタがどれだけの集客力をもたらしてるかは不明だけど・・・
でも、今まで取引先でずっとお仕事をさせていただいていた社員の方たちから
お辞めになるときに

「忙しい仕事の中で、マリママさんのメールを読んで
笑うときが癒しの時間でした」

と言っていただいたことが4回ほどあったので、
きっと一部の方々には受けているのだと思う・・・

でも、オレはこんなときに必ず思う。

「私は、私の人生に対して無力ではない」と。

自分の努力で仕事を呼び込んだり、
また自分の失敗で仕事を失ったり。
そこには運や人々のやさしさや思いやりなど、
自分の力や努力以外の要素がたくさんあるけれど、
それでも自分で工夫したり、
細々とでも勉強して、カメの歩みながら能力をあげていれば
そうした努力がいつかは
新しい出会いを連れてくることが
最近とってもよくわかるようになった。

オレは子ども時代~思春期と
すごく鬱々とした日々を送っていたけれど、
結局、こうした性分ゆえに
自分の人生に対する無力感でいっぱいだったんだと思う。

これからまた何が起きるかわからないし、
また自分の人生に対して
無力だと思うようになることもあるだろうけど、
それでもフリーランスになってよかったと今は思う。
プロフィール

マリママ

Author:マリママ
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